グランフロント大阪のダイアログインザダークに行ってきた感想【真の暗闇で過ごす一時間の体験】

ダイアログインザダーク

突然ですが皆さん!
真の暗闇って体験したことありますか?

たとえば、夜寝るときに真っ暗にしていてもしばらくして目が慣れてくるとなんとなく周りの様子が視えますよね。

それは真の暗闇ではなく、光がどこかから漏れてきて「明るいから」視えるわけです。

それが真の暗闇であれば、何時間そこにいようが周りが視えてくることはありません。

視覚障がいをお持ちの方はそういった状態で日常を過ごしている方も多々いらっしゃるわけですが、なかなか普通に生きていてそんな真の暗闇に身を置くことはできないですよね。

今回はそんな通常ではゼッタイに体験できない真の暗闇を体験してきた!というレポートです。

キントキ
結論から言うと、ホントに体験できてよかった!と心から思える素敵な催しだったので、是非とも体験してみてください!

ダイアログインザダークが手がける真の暗闇を定期的に体験できるのは大阪のみ!

真の暗闇をプロデュースしているのが「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」という組織。

全世界で暗闇を体験するイベントを実施しており、じつは日本でも10年近く実施されているんです!

しかし、2017年夏に長年開催されていた東京会場が閉鎖してしまい、現在定期的に体験できるのは大阪会場のみとなっています。

キントキ
その大阪でも常に体験できるわけではないので注意!

というわけで、ぼくが体験した場所も大阪会場。

具体的には、大阪駅直結のオシャレスポット・グランフロント大阪にある住ムフムラボというところ。

ここは積水ハウスとダイアログインザダークのコラボにより、運営されている場所です。

積水ハウスとコラボしているだけあって、テーマは「家の中」。

季節によってプログラムは変わりますが、すべて家の中で暗闇を体験する形になります。

いつも普通に使っているような空間でも違った印象を覚えることができますよ。

ダイアログインザダークの暗闇体験の流れ

ダイアログインザダークのパンフレット

まず、体験するには事前予約が必要。
なぜなら、一度に入れるのが6名で約1時間かかるので、フリー受付では無理があるためです。

暗闇に入る前に説明と私物をロッカーに預けます。

中に入ってしまうと真っ暗なので、光を発する携帯電話などは持ち込み禁止。それ以外にもアクセサリー類やメガネですらも預けておきます。

キントキ
落としたら探せないですし踏んでも危ないですからね!

私物を預けおわると、いよいよ中へ!
…と、言いたいところですが、まだ入りません。

真の暗闇空間に行くまでには、

ちょっと暗い部屋
  ↓
だいぶ暗い部屋
  ↓
真の暗闇空間(家の中)
という段階を経て入っていきます。

これは目を慣らす意味以外にも気持ちを整える意味合いも大きいと思います。

というのも、正直かなりコワいんですよ(笑)。
大人でもパニックになる人もいるそうで、ぼくも平静を装うのに必死でした…!

そんなドキドキしている参加者たちを落ち着かせてくれるアテンド役の方とこの薄暗い空間で合流します。

このアテンド役は視覚障がい者の方たちで、まさに暗闇のスペシャリスト!

子どもにも大人にもスゴく優しくお話ししてくれるのが印象的でした。

そんなこんなで中に入って、また60分後に同じ部屋を逆行して帰ってくるという流れになるわけです。

肝心の中での感想などについて、引き続き書いていきますね!

ダイアログインザダークで暗闇を体験した感想:視えないからこそ視える、感じる。

暗闇の中では安全のためにも一緒に入る参加者同士で細かく呼びかけたり声を出してコミュニケーションをとります。

暗闇の中では音と手探りでしか人を感じる方法はないので、声を出すというのは口酸っぱく言われます。

ちなみに、ぼくが入ったときは全員あだ名を付けて呼び合っていました(笑)。

正直、ちょっと恥ずかしかったんですけど、今思えばそのおかげで年齢や性別に関係なく打ち解けて楽しめたんだと思います。

では、家の中(暗闇空間)での体験内容ですが、季節やアテンド役の方によって内容は変わるそうなので、それを踏まえてざっくりと。

まず、共通して言えるのは家の中を徘徊して色々なものを触ってみる。

そして、ちょっとしたお菓子や飲み物を出してくれるので、その香りや味を楽しむ。

こんな感じです。

トータルした感想としては、視覚が失われただけでこんなに他の感覚が研ぎ澄まされるのか…!という驚きが一番でした。

 

そして、暗闇の家でも出入りのときも、アテンドの方や参加者さんと助け合わなければ小さな段差すら大変でした。

小さな段差があれば、後ろを歩く人の手をとってあげたり声をかけてあげたり、そんなことを暗闇の家の中では自然にしていましたね。

そうやって自分も助けてもらって、周りの人も助けて〜っていうのが当たり前だったんですけど、困っている人を助けるって普通のときでも当たり前でやるべきことですよね?

ただ、なかなか当たり前にはできていません…。

そんなことも視えない空間だからこそ視えたこと、気付かされたことでした。

 

大人のぼくでも貴重な体験から大いに得るものがあったので、子どもには非常にいい経験になると思います。

大人になっても忘れない経験ってやつですよ。

実際、ダイアログインザダーク発祥のドイツでは、子どもの情操教育上のカリキュラムとして利用されているそうです。

キントキ
世間の親御さんはお子さんを連れていきましょう!

そして最後に。
アテンドしてくださった視覚障がい者の方々。

皆さん、とても素敵で明るい方々で元気をもらえました。

そういった一般的にはハンデとなる障がいを持った方でも障がいどころかむしろ強みになるというお仕事は他にはないですし価値があるな〜と思いました。

ぼく自身もこの暗闇体験をしたことで、いかに大変な生活を強いられているのかがよくわかりましたし、近くを通るときは音を出したり声をかけたりすることがいいんだと学べました。

キントキ
視えないと横から人が来たりしてもわからないですし、かなりビックリするんですよね…!

たった1時間程度の体験が人生の大きな学びになる。

ダイアログインザダークはそんなイベントであると、ぼくは実際に体験して感じました。

興味がある方は、いつもやっているわけではないですが、情報をチェックして是非いつか体験してみてくださいね!