XF16-55mmF2.8を購入!本気撮りの相棒に!【レビュー・作例アリ】

X-Pro2に16-55を取り付けた画

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いやー、買っちゃいました。
F2.8通しの標準ズーム!ズームによって絞り(F値)が勝手に変わらない高級レンズですね。

このF2.8通しのズームレンズは各メーカーものすごく力を入れているレンズですが、ぼくが使っている富士フイルムもガチでつくっています。

先に言っておくと、もはや単焦点と遜色ないレベルまで仕上がっていますよ。

控えめに言っても買って正解でした!

とくにX-Pro2以降の機種(X-T2・X-T20・X-E3・X-H1・X-T3)での使用だと、そのスゴさがハッキリとわかりますね。

今回は作例を載せてレビューしていきますが、サイズを小さくしてあるので、細かな解像というより大まかなレンズの特徴やイメージをつかんでもらうための参考にしてもらえればと思います。

前置きがながくなりましたが、こちらが今回購入したXF16-55mmF2.8 R LM WRです!

X-Pro2にXF16-55を装着

X-Pro2+XF16-55mmF2.8

X-Pro2にXF35mmを装着

X-Pro2+XF35mmF1.4

X-Pro2に装着した状態で撮影しました。
一枚目がXF16-55mmで、二枚目がXF35mmF1.4。

こうして並べるとサイズ感の違いがよくわかりますね。

サイズ的な理想はXF35mmF1.4を装着した状態ですが、XF16-55mmF2.8はズームで防塵防滴、さらに写りに全く妥協なしでつくられているレンズなので、大きいのは当たり前なのです。

まあそのあたりは後ほどふれるとして、実際に伏見稲荷大社で撮影した作例を交えながらみていきましょう!

やっぱりズームは使いやすい!

さあ、まずは伏見稲荷大社を入り口から広角端16mmで撮影した写真!
伏見稲荷大社の入り口(広角端)
そして、同じ位置から望遠端の55mmだとこんな感じです。
伏見稲荷大社の入り口(望遠端)
画角は結構変わりますよね!

ご覧の通り、16-55mmっていう画角域は、画をガラッと変えるために必要な画角を十分にカバーしています。

特に広角端は16mmはじまりなので、すごく広く写ります!


伏見稲荷大社のような広い観光地でもその広い感じを写真で表現することが出来ます。

そして、当たり前なんですけど、やっぱりズームで画角が決められるのは圧倒的に使いやすいです。特にXF16-55mmはAFが爆速なので、気持ちよくシャッターが切れて楽しい!

あと、例えば、柵があって近づけなかったり、自分の脚で画角が調整できないような場合でもズームはしっかりと構図を決めることが出来るので、失敗できない撮影には安心できるレンズ選択ですね!

写りもサイコー!

ズームが使いやすい!なんてのは、めちゃくちゃ当たり前のことですが、普通は使いやすい代わりに単焦点レンズに比べて画質が落ちると言われています。

ただ!このレンズは冒頭でもすこし触れたように単焦点レンズと遜色のない写真が撮れます!!

ぼくは写真がヘタなので、たくさん写真を載せて数の力でお伝えしていきます!笑

伏見稲荷大社の写真

金属の質感もしっかりと描写できてます!

伏見稲荷大社の写真

いい感じの石柱?を発見

伏見稲荷大社の写真

さらにアップ!苔の描写がすごい!

伏見稲荷大社の写真

細かい部分もしっかり解像!色乗りもいいね!

伏見稲荷大社の写真

きれい・・・

伏見稲荷大社の写真

テキトーに撮っても写りの良さが分かります!

伏見稲荷大社の写真

水の感じも良い!

どうですか?
どんな質感のものでも難なく描写していますよね!

レンズの性格としては、ボケボケでふんわりした写真より、カリッと解像した写真を撮るのに向いていると感じましたが、明るいレンズなので色々な表現が可能です。では、もう少し作例をどうぞ!

伏見稲荷大社の写真

おいなりさんどす

伏見稲荷大社の写真

どどん!!

伏見稲荷大社の写真

この描写はすんごい!色とかも含めて最高!

伏見稲荷大社の写真

嬉しくなる写りです

いやー、良いですよねえ・・・。
線が細いのに強い写真が撮れます。

ほんとに良い写真ばっかり撮れるので、すぐにSDカードがいっぱいになってしまいます…笑

35mmF1.4をつけて撮っているときは、じっくりと露出とか構図を考えて一枚一枚ゆっくりと撮っていますが、この16-55mmF2.8ではズームで構図を決めて、露出は絞り優先で気軽にパシャパシャ撮影しています。

AFが速いことも相まってバシバシ撮っちゃうんですよね。

実はこの伏見稲荷大社の撮影がレンズを購入して最初のちゃんとした撮影だったんですが、イッパツで好きになりました!笑

特にぼくは仕事やプライベート(このブログ含む)、サイトに使う画像素材の撮影や取材のシーンも自分で撮影するので、このAFスピードと描写のよさは嬉しいですね。

では、キングオブ逆光の写真も撮ったのでご覧ください。
伏見稲荷大社の写真

太陽を直接撮ってますが、この逆光耐性!!
逆光なのに手前の鳥居の描写もしっかりしていて、さすが高級レンズといった印象です。

グリップ力の強化

XF16-55mmF2.8はすばらしいレンズでX-Pro2との組み合わせも最高なんですが、冒頭の写真でみていただいたようにレンズがでかい!XF35mmF1.4と並べたらこんなに違いますからね。

ただ、実はこれ意外にも持った感じは違和感なくグリップ出来るんですよ。その秘密が後ろ側にあって、握りやすくポコッと出ているグリップ部があるんです。

この部分のおかげでグリップ感がすごく高まっているので、実用上はあまり重さや大きさは気になりません。

ただ、それでもレンズ側の重さがなかなかの重量なので、常に手に持ったまま移動するような撮影だとどうしても右手親指のつけ根あたりが痛くなってしまいます。

その対策として、ぼくはX-Pro2純正のグリップを使っています。

普段の状態と取り付けた状態の写真を撮ったので、比較してみましょう。

これが普通の状態

グリップを取り付けた状態

グリップ部分に出っ張りが出来てグリップ力が上がるのに加えて、縦にも長くなるのでしっかりと握ることが可能となっています。

この状態だとグリップを取り付けた分、トータル重量は重くなりますがフィット感が高まるので実際にはむしろ軽く感じます!

このグリップは取り付けたままでバッテリー交換も三脚取り付けも可能なので、つけっぱなしでもOK!

グリップを取り付けた状態だと握り込みが深い分、X-T2よりもグリップ感は高いと思います。なので、X-Pro2でもズームレンズ、アンバランスな組み合わせと言われがちですが、非常に使いやすいですよ!!

クセのない優等生なレンズ!

このレンズについてまとめますと。

撮り逃し・失敗が許されないような「本気撮り」には最適のレンズ!

そんな印象です。いい意味でも悪い意味でも優等生すぎるレンズですね。

ぼくは普段の持ち歩きではXF35mmF1.4を使っています。やはりコンパクトで描写も面白いですからね。XF35mmF1.4は特別です。

XF16-55mmは現代の技術で描写を極めたレンズ、XF35mmF1.4はオールドレンズの「味」を残してデジタルとハイブリットさせたレンズ。そんな全く性格の違うレンズなので、使い分けも楽しいです!

富士フイルムのXシリーズは何と言ってもレンズの出来のよさが強みですので、ほかのレンズも積極的に揃えていきたくなりますが、XF16-55mmF2.8をまだお持ちでないなら騙されたと思って使ってみてください。

きっと手放せなくなりますよ!

最後に京都駅構内をACROSで撮影した写真を載せておきますね〜!