ライカと共同開発した1インチセンサーのアクションカム。
発表された際、このスペックをみて「ついにここまできたか…」と驚いたのを覚えています。
ただ、発売当初は「なかなか動作が安定しない」といった口コミが多く、実際に手に入れるまでにはいたらず。
そして、発売から1年半ほど経ったいま、がっつりと試す機会を得たので現時点でのリアルをレビューしていこうと思います。
Insta360 ONE R 1インチ版はファームウェアアップデートで超絶よくなっている!
まず、真っ先に確認しておきたかった動作の安定性について。
これは、まったく問題なかったです。
発売後、幾度となく行われたファームウェアアップデートの賜物といったところですかね。
発売から時間が経つと「古いんじゃない?」と思う人も多いかもしれませんが、アップデートが続いているので実際にはむしろどんどんよくなっていますね。
Insta360 ONE R 1インチ版の外観
特性上、チープなデザインが多いアクションカムのなかで、このInsta360 ONE R 1インチ版は質感高くてGOOD。
ガジェットとして所有感を満たせるというのは意外と大切な点ですよね。
Insta360 ONE R 1インチ版はやっぱり画質がいい!
写真も撮れる本機ですが本分は動画機です。
ゆえに作例としては動画をご覧いただくほうがわかりやすいと思いますので、参考動画を貼っておきます。
Insta360 ONE R 1インチ版の暗所性能
1インチセンサー搭載となると、気になるのは暗所性能。
まず、本機搭載のナイトショット機能を使えば、暗い状況であっても階調豊かな状態のいい写真を撮ることができます。
どちらも手持ち撮影。とくに下の写真を撮った場所は足元すら暗くてみづらいところだったので、いかによく写っているかよくわかると思います。
おつぎは動画での場合。こちらも三脚等で固定して撮影すると映像は安定します。
ただ、手ブレ補正の処理が入ると描写が甘くなってしまう印象があるので、暗所で手持ち撮影をする場合は気をつけたほうがよさそうですね。
ちなみに、完全マニュアルでシャッタースピードやISO感度を固定して撮影した場合すれば手持ちでもすこし安定します。
Insta360専用の編集アプリが使いやすくて優秀
とにかくInsta360のアプリが優秀でして、撮影したデータをすぐにスマホで編集できてしまうので多くの場合でパソコンいらずだったりします。
ぱっと撮影して、アプリを起動。
難しい作業なしでクオリティの高い動画をSNSに即アップ。
これができるだけで一気に機動力が上がりますよね。
AIによるオート編集だけでも、かなりまとまった動画に仕上げてくれるのは感動的ですよ。
Insta360 ONE R 1インチ版は今でも余裕の買い!
一見すると、ちょっとマニアックなカメラだと思ってしまうルックスですが、実際のところは初心者でもとっつきやすいアクションカムでした。
それこそ、アプリが優秀すぎるのでイマイチ編集とかわからないって人でも容易に使えますからね。
とはいえ初心者向けの商品というわけではなく、LOG撮影なども行えるのでプロユースに近い人でも十分武器になるポテンシャルを持っています。
ぜひ気になった方は公式サイトものぞいてみてください。
おもしろいカメラですよ!
>Insta360 ONE R 1インチ版を公式サイトでチェック